| 2007年1月EUに加盟したことで、今ルーマニアは大きな変革期を迎え、嘗ての「東欧」のイメージから「西欧の一員」として飛躍が期待されています。EU諸国からの企業進出も進んでいると聞いておりますし、日本企業の進出も増えてきているようです。一時減少傾向にあった児童生徒数も、今後は増加するのではないかと大いに期待しておりましたが、一昨年後半からの世界的な不景気の影響で足踏み状態となっています。
一昨年は、本校創立30周年という大きな区切りの年となりました。32年前に学校設立にご尽力された当時の方々の優れた先見性と英断、筆舌に尽くしがたいご苦労、更にはその思いを引き継いで来られた代々の方々の努力を大事にしていかなければならないと改めて痛感しております。
今子どもたちは、少人数であるが故の利点を最大限に生かして、家庭的な雰囲気の中一人一人が学校の中に存在感を持ち、自分自身の成長と共に真に仲間の成長を願う心を育てながら日々勉学に励んでおります。子どもたちの1日は、毎日の朝読書10分間とそれに続く15分間のショート英会話に始まります。真の国際人を目指す我が校ではルーマニア語会話も毎週2回位置づけて学習していますし、ルーマニアンダンスも現地の専門家を招いて指導していただき、現地校との交流活動の場等で役立てています。
人数の関係で複式学級にならざるを得ませんが、国語、算数、社会、理科等においては学年単位の授業を組むように努めておりますし、一人一人の実態に応じた個別指導にも力を入れております。
子どもたちがのびのびと走り回る広い校庭がないので、毎週2時間は全校で近くの陸上競技場やプール、スケート場等に出向いて、季節に応じた運動を取り入れて体力作りにも励んでいます。全校児童生徒による2泊3日のスキー学習も実施しております。
今年度は、新学習指導要領への移行を確実に実施し、本校の学校教育目標である「国際的な視野に立ち、自ら考え、正しく判断し、行動する児童生徒の育成」を願い、児童生徒一人一人が共に伸びる学校を目指して取り組んでいます。そして、大使館・日本人会・商工会・運営委員会・父母会をはじめ多くの皆様のご支援をいただきながらより素晴らしいブカレスト日本人学校を創っていきたいと思っています。
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